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茶の木

日本橋コワーキングスペース準備室の横山です。

ここ数回にわたり、人形町の七福神めぐりについて紹介してきましたが、今日は布袋様を祀っている「茶の木神社」を紹介したいと思います。

 

布袋様はそのふくよかで親しみやすい見た目が特徴ですが、実在した中国唐代の禅僧で阿弥陀菩薩の化身といわれています。

ここ人形町でも、地元の方、サラリーマン、OLの方たちが福運大願成就を願ってお参りに来ています。

 

しかし、この布袋様はこの場所に昭和60年に遷座されたとのことで、比較的最近のことです。

もともとはこの神社、江戸幕府で大老を務めた堀田家の中屋敷に守護神として祀られたのがはじめとのこと。

 

そのまわりにあった茶の木が立派だったことから、「茶の木神社」というユニークな名前がつけられたそうです。

また、屋敷だけでなく周囲でも、永年火災が起こらなかったため、町でも「お茶ノ木様」の愛称で火伏の神と崇められていたそうです。

 

時代とともに人々の願いがかわり、神社も変化してきたといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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